「150年の森」 伐採ツアーが無事終了 [10/08/04]
こんにちは、LineWork(s)です。
先日の土曜日、「吉野120年の森・見学ツアー」が無事終了しました。
「川上村は少しは涼しいかな~」と勝手な期待をしたものの、あっさり裏切られ(笑)、朝から暑い1日でしたが、お子さん連れのお客さんも多く、賑やかなツアーとなりました。当日をちょっとレポートしてみます。
事前の告知では、「120年の森」としていましたが、実際に見学した森は、何と150年生の杉林。
整備された林道をマイクロバスで登っていくと、目の前に整然とそびえる木立が現れました。
遠くから眺めているとほっそりしているかに見えるんですが・・・足元に行くと、とても抱えきれないほど大きいんです。とはいえ、「木を太らせない育て方」をしてきた吉野だから、これでも150年の割には比較的細いんです。
まずは伐採作業に入る前に、伐採する木にロープをかける作業をするんですが、小学生の男の子がこれに挑戦!長いロープの先を持って、遠くから腕を振り上げてロープをかけていくんですが、「来週から働きに来て」とスカウトされるほど(笑)、上手にこなしてくれました。
伐採方向を見極めたら、いよいよチェンソーがうなります。
周りで育つ木と木の間に、きちんと倒れるように、木のくせや周囲の状況を観察しながら、慎重に方向を定めます。
大木の幹にチェンソーが当たると、勢いよく噴き出すオガクズ。あたり一面がスギの香りでいっぱいになりました。「思っていたスギの香りと違いますね」そんな声が聞かれましたが、やはり生きている杉の香りはより強く、みずみずしいものがあります。
伐採の方向を決めるための「受け口」がつくれたら、今後はいよいよ伐採です。
「この人達の右にでる人はいない」と言われる伐採担当の方が勢いよくチェンソーを入れていきます。
しばらくすると、「ドドーン」と地響きをたてて、150年の杉が倒されました。
その瞬間、思わず参加者から沸き起こる拍手。このシーン、毎回「格好いいな~」と思ってしまいます。
安全に気をつけながら、倒された木の足元に近づいて、香りをかいだり、伐られたばかりの切り株に触ったり、みずみずしい皮をはいだりと、それぞれに杉に触れました。
その後、木材加工施設「川上さぷり」さんで、製材された木材についての説明を受けました。綺麗な板材や木端などを参加者にプレゼントして頂きました。
お腹がすいたところで、美味しい炊き込みご飯とにゅうめんの炊き出しを頂いて、皆さんおかわりしながら、地元のお母さんたちの味を満喫。
午後からは、「水と森の源流館」、「山幸彦のもくもく館(川上村林業資料館)」を訪れ、水源としての森の役割や、吉野林業の歴史などに触れました。
午後3時。猛暑の中での森林ツアーは、無事に終了しました。
普通では見ることはできない大木伐採の迫力。参加頂いた子供達の心には、より強く刻まれたのでは?と思います。
大事に植えられ、育てられ、そして命がけで伐採されて私達の元へ届けられる木材。
「こんな木で住まいづくりをしたいな~」と思う人が、一人でも多く現れてくれることを祈って開催された今回の森林ツアー。
ご参加頂いた皆様、お世話して頂いた川上の材PR運営委員会の皆さま、本当にありがとうございました!
ところで・・・今回の森林ツアーの様子をライブ中継しようと思っていたんですが、やっぱり電波状況が悪く、心配していた通り、それがかないませんでした(泣)
ですが、動画の撮影はしてきました(携帯なので画像が粗いですが・・・)ので、ぜひ見てみて下さい。このブログでは、倒れる瞬間の様子をご紹介しておきます。
その他の森林ツアー動画はこちらでご覧頂けますので、よろしければご覧下さい。→http://www.ustream.tv/channel/lineworks
見学会やツアーを開催されている工務店さんなど、「うちも動画配信をしてみたいな~」と思ったら、お気軽にご相談下さいね。



