CASBEE [09/07/10]
こんにちわ。水谷です。
私としてはブログを書いたのは、つい昨日のことのように思うんですが、世間では久しぶりの更新になるみたいです。
さて先日、CASBEE戸建の評価員試験を受けに行ってきました。建築士とは悲しいもので、試験は永遠に終わりません。
今回試験を受けてきた「CASBEE」とは、一言でいえば、質の高い生活を、省エネ・省資源で実現させるためにつくられた評価基準のようなものです。
現在、省エネは国レベルの課題になっています。しかし、省エネは、国民一人一人の問題と言っても、各々の生活の中で、省エネのために節約や節制することは非常に難しく、一過性に終わってしまう可能性が非常に大きいと思います。
分かりやすく言えば、ダイエットのようなものでしょうか。まだダイエットの方が、美しい体になるのだから良いと思う。でも、省エネのために、毎日何かを節約するという生活の持続は難しいと思います。
けれど、住まいづくりにおいて、断熱や気密などをしっかりした住まいは、クーラーや暖房に頼ることなく、快適な空間をつくることが可能です。
そうすれば、ランニングコスト(生活する上でかかる、電気、ガス代など)が、かなり低減されます。年間でいうと、省エネ基準を満たしている住宅と、そうでない住宅では、年間で15万~20万円近く変わってきます。20年となると・・・400万円も差が出るんですよ。
CASBEEのように、数値で住宅の性能を表すことによって、お客さんは安心して家づくりができるようになります。さらに、住まいを売ったり、中古物件を買ったりする時にも、築何年や表面的な綺麗さだけで、家の価格が決まってしまうことなく、公平な基準による売買が可能になります。
とはいえ、CASBEEはまだ浸透しておらず、内容も改良の余地がある部分もあると思いますが、今後このような取組が発展していけばいいのになぁと思っています。
しかし、試験はつらい・・・。


